10月14日に自民党の長島昭久衆議院議員らが国民1人あたり5万円の定額給付金の追加支給など管首相に要求したことが話題になっています。
2020年に国民一人あたり「10万円」の給付金が支給されましたが、更に追加で15万円貰えるとなると生活が助かる国民は圧倒的に多いはずです。
果たして、この給付金の15万円は本当かデマなのか？
また、これを機にベーシックインカム（定額給付金）を導入してほしいという声も多数あるので日本で現実的に起こりえるのかを調べていきます。
給付金15万円は本当？デマ？
【5万円の追加給付案 可能性は】https://t.co/kZxIcnKDxq
自民党の長島昭久衆院議員らが、定額給付金10万円にさらに追加で5万円支給することなどを求める要望書を菅首相に提出。菅首相は「そういう方向で頑張る」と応じたという。果たして現実味はあるのか。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 15, 2020
まずは給付金15万円と話題になった元ネタをニュースから引用していきます。
10月14日、自民党の長島昭久衆院議員らが、緊急経済対策として定額給付金10万円にさらに追加で5万円支給することなどを求める要望書を菅首相に提出。
（引用：Yahoo!ニュース）
この自民党の要望に対して、管首相は「そういう方向で頑張る」と答え、加藤官房長官は10月15日の会見で追加の給付金に対して以下のように意見を述べていました。
加藤官房長官: 今、足元経済、大変厳しい状況にあります。必要があれば躊躇なく、そして臨機応変にタイミングを逸することなく経済への対応をしていきたい。
（引用：Yahoo!ニュース）
正直、コロナ渦の中で経済的危機に陥っている国民は多くいますし現実的に十分追加の給付金の支給はありえるかもしれませんね。
また、ネット上では”給付金が追加で5万円”と解釈をしている人は多いですが、長島昭久衆院議員らが提出した要望書を見ると実は給付金は”合計15万円”となります。
つまり、
・第二次補正予算案で一律5万円追加 。
・第三次予算案で給付金継続なので一律10万。
ということなので要望書の内容では合計15万円になるのです。
とは言え、現在国会で検討中ということなのでハッキリした答えはもう少し時間がかかるでしょう。
ただ、前回の給付金10万円の時には”国民が騒いだから支給された”と解釈をする人々は多く、ネット上では早くも追加の5万円において賑わっています。
トレンドが昨日の「給付金5万円」から「給付金15万」に変わってる。この話題が盛り上がるのは非常に重要。前回の10万円給付も国民が大騒ぎして勝ち取った。もっと騒ごう。「15万円あったらこれを買う」とかそんなツイートで充分です。大事なのは継続させること。#給付金15万#給付金15万円
— もりちゃん（CV:毒蝮三太夫） (@morichanemorich) October 14, 2020
今日のトレンドが「給付金15万円」。もっとこの話題が盛り上がって欲しい。前回の10万円給付も国民が騒いだから給付が決まった。「15万円あったら何に使うか」をみんな呟こう。この定額給付金が未来のベーシックインカムに繋がるかもしれない。#給付金15万円 #ベーシックインカム
— 池内慶 | お金配りブラザー（兄） (@kei_ikeuchi) October 15, 2020
仮に15万円の給付金が支給されるとなれば、一時的ながらも経済面で安心する人々は多いはずですよね。
そしてそもそも、給付金15万円は本当かデマかというよりは”検討中”ということになります。
給付金15万円からベーシックインカムは可能か？
給付金15万！？欲しいな
カタナ綺麗にできる！ pic.twitter.com/v6VhbTqdaH— 冴えない仁の育てかた (@_zin_3024) October 15, 2020
今回、新たな給金15万円の支給の話が盛り上がる中で”ベーシックインカム（定額給付金）”の導入に期待をしている声があります。
ベーシックインカム（定額給付金）とは簡単に言うと、
”政府がすべての国民に対して生活最低限の額を定期的に支給する”
というものになります。
ベーシックインカム（定額給付金）について詳しく書いた別記事があるので、良かったら参考にしてみてください。
ベーシックインカムを分かりやすく簡単に解説！日本の導入は？メリット・デメリット。
ベーシックインカムは超簡単に言うと、生きているだけでお金が貰えるといったシステムです。
「それって最高じゃん！」と思うところなのですが、メリットやデメリットが様々あります。
実際のところ、日本でベーシックインカム（定額給付金）を導入するとなると、
- 公務員・国会議員の削減
- 所得税を上げる
- 消費税を20％以上にする
- 地方交付金や公共事業の削減
これらの条件を満たしてやっとベーシックインカム（定額給付金）を導入できるかどうかと言われているのが現実です。
なかなか厳しい条件ではあるので絶対にないとは言い切れませんが、すぐに導入されるかどうかとなれば正直厳しいかもしれませんね。
給付金15万円より消費税減税が良い？
給付金１５万円をおねだりする時の我々日本国民のマジな顔。
※ちゅ～る待機のうちの子猫#給付金15万円 #まっすぐな瞳 #この子猫に免じて #お偉いさんまで届かんかい pic.twitter.com/92yn91khyC
— みにら日記 (@minira_diary) October 15, 2020
仮に、追加で全国民に給付金15万円が支給されるとなればハッピーな気持ちでいっぱいになる人々がほとんどでしょう。
ただ、短期的に見ればお金が貰えた方が嬉しいですが、長い目でみれば減税の方が国民的には助かりますよね。
ネット上でも消費税の減税を求める声が多くありました。
給付金っていったって
結局払ってる税金よりも少ないし
GOTOは余裕のある人達に
メリットあるだけで
生活に苦しんでる人は
享受できないし
最終的には
また消費税とかあがるのに
なんでみんな喜んでるんだろ。
詐欺だよ。
うまい話はないよ。
気がつこうよ。
#給付金15万円— tronco (@tronconcn) October 15, 2020
給付金で物を買うと、1割は消費税取られてしまうので、実質13万5千円しか使う事しかできない。ならば、そのお金を固定資産税や自動車税等に充てれば丸々給付金15万円使う事が出来る。結局の所、給付金は税金に使うしかないんですよねｗ。
— STEEL BOX (@STEELBOX) October 15, 2020
#給付金15万円
あったら助かるけど、全ての政府のイベントより、消費税ゼロ２年やろうやあと、消費税の使い道ちゃんと表に出そうや
— 白くま (@okaleidoscopek) October 15, 2020
また、今回もし給付金15万円支給されたとなっても、それが原因で後々に増税とかなれば束の間の喜びも良いところで長期的に見れば国民はもっとお金は支払わなければならなくなります。
果たして、国民が納得いくような形はとれるのかどうかは分かりませんが、今後の動向に注目するしかありませんね。
まとめ
給付金15万円のついて本当かデマなのかをまとめていきました。
現在は要請書の段階なので実施されるかどうかは分かっていませんが、前回の給付金10万円のように国民が盛り上がれば支給される可能性もなくはないといった感じでしょうか。
また、今回の給付金追加からベーシックインカム（定額給付金）の導入の期待もされていますが、日本の現状としてはすぐの導入は現実的には厳しいかもしれません。
ベーシックインカムを分かりやすく簡単に解説！日本の導入は？メリット・デメリット。
どんな形でも、一人でも多く不安から逃れられる対策が打ち出されることを願っています。
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