よくニュースで「北朝鮮が飛翔体を発射」などを見掛けますが、
「それってミサイルじゃないの?」と疑問に思うことがありますよね。
今回は、「そもそも飛翔体って何なの?」ということから、
飛翔体とミサイルと言わない理由や違いについて解説していこうと思います。
そもそも飛翔体の意味とは何?
まずはニュースでよく見かける「飛翔体」についてです。
飛翔体とは、
飛翔体(ひしょうたい)は、地球表層から宇宙空間における航空機、気球、観測ロケット、人工衛星など飛翔する物体の総称。
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
と解説されています。
つまり、空に飛ぶもの、
- 航空機
- 気球
- 観測ロケット
- 人工衛星
などを”総称”したものを「飛翔体」と呼ぶことができるのです。
なので「北朝鮮ミサイル」なども”飛翔体”の一部となります。
例えば、サッカーや野球や水泳などを称して、
”スポーツ”と呼ぶことができますよね。
飛翔体も飛翔する物体を称した使い方をされているのです。
飛翔体をミサイルと言わないのはなぜ?理由や違いについて。
報道では北朝鮮のミサイルを「飛翔体」と呼び、
「ミサイル」と言わないのは一体なぜなのでしょうか?
理由としては、「現段階でミサイルと断定できない」ということです。
確認はできているが、外観からハッキリと「ミサイル」と断定できないことから、
北朝鮮のミサイルは”飛翔体”と報道されるようです。
飛翔体をミサイルと言わないのは政治的絡み
飛翔体をミサイルと呼ばないのは政治的絡みがあるとも言われています。
理由として「事を荒立てなくない」ということです。
というのも、飛翔体をミサイルと断定してしまうと、
- 国連安保理制裁違反に認定することになる
- アメリカとの対話ができなくなる
- 戦争の危機が高まる
など、様々な問題が生じるとのことです。
また、単純にミサイルと報道してしまうことで、
国民の混乱が生じてしまうことも考えられます。
そんな諸々の理由が、
飛翔体をミサイルと言わないことだと言われているのです。
まとめ
以上、飛翔体とは何?の解説から、
飛翔体とミサイルの違いについて解説していきました。
連日、北朝鮮のミサイルや飛翔体の話題が尽きなく、
不安が募ってしまいますね。。
平和であることをただ願うばかりです。
コメント