フォートナイトVSアップルの件をわかりやすく解説!今後はどうなる?

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2020年8月14日に大人気バトルロワイヤルゲーム「フォートナイト」がApp Storeから削除をされたことで話題になっています。

削除の理由としてガイドライン違反となっていますが、一体何があったのかをわかりやすく解説していきます。

 

また、フォートナイトの今後はどうなってしまうのかについても気になります。

現在、分かっている限りの情報をまとめてみたので、是非とも参考にしてください!

 

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フォートナイトVSアップルの件をわかりやすく解説!

 

まずは、フォートナイトがApp Storeから削除された理由「ガイドライン違反」についてわかりやすく説明していきます。

削除のきっかけとなったのは、フォートナイトの制作会社”米Epic Games”が発表した割引サービス「MEGA DROP(日本では「メガプライスダウン」)」です。

 

以下、メガプライスダウンの概要。

メガプライスダウンとは?

本日8月13日に、当社はFortniteメガプライスダウンを発表しました。Fortniteメガプライスダウンとは、一部の支払い方法を使うとFortnite内ですべてのV-Bucksと現金でのオファーに最大20%提供される価格割引です。これはセールではなく、いつでも利用できる新しい割引価格です。

(引用:https://www.epicgames.com/help/ja/fortnite-c75/c140/fortnite-a6616)

 

一見すると、ただの20%割引サービスなのですが、メガプライスダウンの支払い先において問題が生じたのです。

どういうことかというと、本来ならばApp Storeストア内にあるアプリはユーザーが課金などをしたお金の30%を手数料としてApp Storeストアに支払うといった決まりがあります。

例えば、ユーザーが1万円課金したとしたら、3000円をApp Storeストアに支払うといった仕組みです。

 

しかし、今回のフォートナイトのメガプライスダウンでは、その手数料がApp Storeストアを介さずに支払いができてしまうという仕組みだったんです。

つまり、フォートナイトはApp Storeストア支払うはずだった手数料を回避した販売をおこなってしまったということでした。

 

メガプライスダウンのヘルプページにはこのような記載があります。

現在、AppleとGoogleの支払いオプションを使っている場合、AppleとGoogleは30%の手数料を徴収しており、最大20%の割引は適用されません。AppleまたはGoogleが支払い手数料を今後減額した場合、Epicはお客様の割引に充てられます。

(引用:https://www.epicgames.com/help/ja/fortnite-c75/c140/iosgoogle-play-a6620)

AppleとGoogleの支払いオプションを使っていると20%割引が適用されないと、アプリストアを通さずにクレジットカードかPayPalでゲーム内アイテムを購入できるシステムになっていました。

 

なぜこんなことをしたかというと、フォートナイトを手がけている「米Epic Games」は以前から、”30%の手数料は高すぎる”と主張していたそうなんです。

 

フォートナイトの今後はどうなるのか?

 

現在、フォートナイトはApp Storeストアからスマホでのインストール、アップデートができない状態となっています。

ただ、フォートナイトを制作している「米Epic Games」は今、独自のEpic Gameストアを作っているとのことで、もしかしたら今後はApp StoreストアとEpic Gameストアの2極化が始まるのではないかと言われています。

 

つまり、App Storeの30%の手数料を支払うことにずっと疑問を持っていた米Epic Games側は、自ら自分たちでストアを始めてしまえば良いという考えに至っているようです。

なので、現在App Storeから削除されたフォートナイトは、Epic Gameストアが立ち上がってから再開する可能性があります。

 

フォートナイトの狙い。App Storeからの削除を予想していた?

今回、フォートナイト側が発足したメガプライスダウンでApp Storeからガイドライン違反受けてストア内から削除をされてしまいましたが、実は制作会社のEpic Gamesはこの展開を予想していたと言われています。

というのも、普通に考えてメガプライスダウンでApp Storeに手数料を払わないシステムなんか作れば、当然ガイドライン違反になることは容易に想像がつきます。

しかし、フォートナイトはそれを実行しました。

 

なぜこんなことをしたかというと、ユーザーを巻き込んでアップルに抗議をしようという思惑があるのです。

削除をされてゲームをプレイできなくなったフォートナイトユーザーがどこに抗議をするかと言えば、高い確率でApp Storeに抗議をしますよね。

 

例えば、

  • 「フォートナイトBANしないでくれ!」
  • 「ていうかそもそも手数料30%とか高すぎるよね?」

と、ユーザーはフォートナイト側についてアップルにクレームをつけるかと思われます。

このように、もはや強行手段とも思えるやり方でEpic Games側は全面的にアップルに抗議を始めているんですね。

今回の件はフォートナイトVSアップルと言われるほど、バチバチにやり合っています。

 

今後、この戦いはしばらく続いていくでしょうから、今後の展開に注目ですね。

 

まとめ

 

フォートナイトVSアップルの概要を分かりやすくまとめていきました。

今回の件をとっても簡単に言うなら、フォートナイトの制作会社「米Epic Games」はApp Storeの手数料30%に疑問を持ち、アプリ削除を想定した上で猛抗議に出たということです。

今後の展開としては、Epic Gamesストアが立ち上がる可能性があると言われているので、フォートナイトはしばらくApp Store内でインストール及びアップデートができない可能性があります。

フォートナイトユーザーとしてはゲームをプレイできないという残念な展開ですが、何か新しい情報が分かり次第記事を追記していきます。

 

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