検事長・黒川弘務氏の違法定年延長はなぜ?理由や目的は?署名活動の動き。

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2020年に定年退官予定の、

東京高検事長・黒川弘務氏

が定年を半年間延長されることで物議を醸されています。

 

現在、ネット上では多くの署名活動が行われ、
東京高検事長・黒川弘務氏の辞職が求められています。

今回は黒川弘務氏の違法定年延長とは何なのかを分かりやすく説明すると共、現在の署名状況をまとめていきたいと思います。

 

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検事長・黒川弘務氏の違法定年延長とは何があった?

 

現在、黒川弘務氏の違法定年延長はネット上でも炎上状態であり、
辞職を求める署名活動が精力的に行われています。

一体なにがあったのでしょうか?

 

政府は、定年退官予定の東京高検事長・黒川弘務氏の定年を半年間延長することを閣議決定しました。この閣議決定は、検察官の定年を63歳と定める検察庁法22条に違反します。根拠とされた国家公務員法81条の3は検察官には適用されない、との政府解釈が長年続いてきましたが、それを一内閣が恣意的に解釈変更することは許されるものではありません。閣議決定は違法であり、定年延長は無効というほかありません。

(引用:https://www.change.org/p/)

現在、検察官の定年の年齢は法律上で63歳となっています。

 

東京高検事長・黒川弘務氏は現在63歳なので、
本来であれば検察官を定年するべき歳です。

しかし、そこでなぜか定年を半年間延長したことで、
世間では多くの物議が醸されています。

 

というのも、上記の引用文でも書いてあるとおり、63歳の黒川弘務氏の定年を延長することは検察庁法22条に違反するからです。

検察庁法22条:「検事総長は、年齢が65年に達した時に、その他の検察官は年齢が63年に達した時に退官する。」

 

ただ、検察庁法22条は「退官年齢」だけを規定したもので、「定年延長」については規定がないのではないか?とも言われている事実もあります。

それに加え、国家公務員法81条の3の、

検察官には適用されない

という事実もあり、この解釈が政府では長年続いていました。

 

しかし、黒川弘務氏の定年延長については、

  • 一内閣が恣意的に解釈変更すること
  • 閣議で決定

といったことが違法であると世間では声を大にして言われているのです。

 

 

検事長・黒川弘務氏の違法定年延長はなぜ?理由や目的は?

 

ではなぜ、ここまで世間に批判されると分かりながらも、
政府は黒川弘務氏の定年延長を実施したのでしょうか?

現在、カジノ汚職事件や河井夫妻の公職選挙法違反事件が表面化し、安倍首相自身も「桜を見る会」に関連した疑惑が浮上しています。黒川検事長の定年延長は、これらの事件の捜査が進むことを阻止し、政権の保身を図ることにあるのではないかと言われています。権力を私物化し、「厳正公平、不偏不党」という検察庁の理念を根底から脅かす事態を、私たちは断じて認めることはできません。

(引用:https://www.change.org/p/)

分かりやすくまとめると、

  • カジノ汚職事件
  • 河井夫妻の公職選挙法違反事件

これらが表面化してきた事実。

 

安倍首相が「桜を見る会」に関連した疑惑。

 

黒川弘務氏の定年延長をすることで、

  • 今までに事件や儀輪の捜査を阻止することができる
  • 政権の保身が守れる

ということが世間では予想されているのです。

これらの疑惑によって、「権力の私物化」、「検察の私物化」と非常に多くの批判が募っています。

 

また、黒川弘務氏の定年延長の目論見について、
分かりやすく相関図にしている画像があったので共有しておきます。

 

 

検事長・黒川弘務氏の違法定年延長の署名活動の動き

黒川弘務氏の定年延長は違法であり、政府の目論見を疑った人々は、
早くも定年延長を抗議し、辞職を求める署名活動が行われています。

こちらのサイトで署名活動を行っていました。

【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます

 

20万人の署名を目的としていますが、
現時点で18万人以上の人々が署名に賛同をしています。

この署名に対して、政府はどう解釈するのでしょうか。

 

世間の声

https://twitter.com/product1954/status/1259142291639263232

 

まとめ

今回の検事長・黒川弘務氏の定年延長について、
世間では「違法」という多くの声が上がっています。

同時に、政府と検察の癒着とも言われ、
黒川弘務氏の定年延長において政権の保身を守るためではないかと言われているのです。

現在、大多数の人々が黒川弘務氏の辞職に署名をしていますが、
今後一体どうなっていくのでしょうか。

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